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通い暮らしのハルエッティ

不思議で素敵なメロディーに乗って、盛んに『借り暮らしのアリエッティ』のCMが流れていますね。
ご存知の方もいるでしょうが、これはイギリスの物語で、メアリーノートン作の『床下の小人たち』のシリーズが原作です。
子供の頃、楽しく読んだ覚えがありましたが、介護通勤の時間を利用して懐かしく読み直してみました。
ジブリの映像がアリエッティの世界を丁寧に再現してくれそうで、今から楽しみです。



でも、何と言っても私が小人の物語の中で一番好きなのは、佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』のコロボックル物語のシリーズです。

コロボックル1


小学校の頃出会った物語ですが、夢見がちで空想好きだった私は、コロボックルに会いたくて会いたくて、物語の中でコロボックル達と知り合いになれた、数少ない人間達が羨ましくてたまりませんでした。


佐藤さとるさんの作品には、村上勉さんの挿絵が良く使われていたのですが、この方の挿絵も大好きでした。

少しおでこの出た、きりっとした黒目が印象的な可愛らしいコロボックル達が、生き生きと活躍する挿絵は、物語を一層魅力あふれるものにしてくれていたような気がします。

今日は電車の中で久しぶりに、コロボックルの文庫本を読んできました。
私にとっては、数あるファンタジーの中でもやっぱりナルニア国シリーズとこのコロボックルシリーズが一番です。
夢中で図書館に通っていた、時間のゆっくり流れていた子供時代が懐かしいな~。



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節分の夜

「お父さん、早く帰ってこないかな~。」
ぬり絵の手を止めてアキちゃんは、さっきから何度も玄関の方を見ています。

今日は節分、お父さんが帰ってきたらみんなで豆まきをするのです。

「ただいま~。みんな、ちょっと来てごらん。」
玄関から、みんなを呼ぶお父さんの声がしました。

急いで玄関に行ってみると、長いコートを着たお父さんの後ろに誰かいるようです。

「お客さん?」

「みんながびっくりするお客様だよ。ほら、隠れてないで出ておいで。」

お父さんのコートの後ろからそっと出てきたお客様は・・・
おねえちゃんより少し大きいくらいの・・・鬼でした。

みんながびっくりして何も言えずにいると、お父さんが話しだしました。

駅に着いたら雪が降ってきたので急いで歩いてきたら、生垣の脇から誰かが家をのぞいていたんだ。
誰だろうと思って「家に御用ですか?」って声をかけたら、この鬼がびっくりして尻もちをついたんだよ。

お父さんもびっくりしたけど、お尻を強く打って泣きべそをかいている鬼が可哀想で、つい玄関で休んだらどうかと思って誘ったんだよ。

その話をびくびくしながら聞いていた鬼は、
「優しいお言葉ありがとうございます。もう大丈夫なので出ていきます」
と、言っていますが、雪の降り始めた寒い夜、この鬼はどこに行くのだろうと心配になったアキちゃんは、怖さも忘れて思わず「どこに行くの?」と話しかけていました。

「今まで住んでいた家は、何年も豆まきをしなかったのでのんびりと暮していたのですが、今年は豆まきをしたので、急いで出てきたんです。今から豆まきをしない家を見つけて、そっとお邪魔することにします。」

「豆まきをしない家に住んで、何か悪いことをするの?」と聞くと、

「とんでもない!家の片隅に住まわせてもらえば、何も悪いことなんかしませんよ。
それどころか、絶対に姿を見られない時は、急な雨で洗濯物が濡れないように軒下にずらしたり、赤ちゃんが泣いているときはそっとあやしたり、見えない所なら少しのお手伝いはしているんですよ。」

「へ~、そうなの。鬼って、乱暴者で怖くて悪いものだと思っていたな。」

「昔はそんな鬼もいたようですが、今は鬼の数も減って、みんな穏やかな鬼ばかりですよ。人間に姿を見られてはいけないのですが、みんな静かにおとなしく暮らしていますよ。」

そのころには、アキちゃんはこの鬼を怖いなんて少しも思わなくなっていました。

お礼を言って、出て行こうとする鬼に、

「鬼さん、待って。私の部屋の押し入れを片づければ鬼さんがゆっくりできる広さはあるよ。家で暮したらどう?」

「へ~え、あのごちゃごちゃな押し入れをどうやって片づけるのかしらね~」
お姉ちゃんが意地悪な感じに言いました。

「えっ?ちょっと、待って、家に鬼を住まわせるの?」
お母さんはあわてています。

「だって、外はとっても寒いよ。それにこの辺りはみんな豆まきをするでしょ。鬼さんは、なかなか新しいおうちを見つけられないんじゃない?」

そんな、話をしている間もあちらこちらから

『鬼は~外、福は~内!』という元気な声が聞こえてきます。

「確かに可哀想だねえ。確認するけど、本当に家に悪いことはしないんだね?」

「勿論です。住まわせていただけるなら、絶対にご迷惑はかけません。姿も見せません。」
鬼は大真面目な顔で、きっぱりと言いました。

「じゃあ、家はこれから豆まきは出来ないのね・・・」
季節の行事を大事にするお母さんは、残念そうに言いましたが、あきらめ顔です。

お父さんとお母さんがこんな風にいうなら、もう大丈夫。
アキちゃんとお姉ちゃんは、うれしくてニコニコしてしまいました。

鬼さん、これからよろしくね。姿が見えなくても、私たちを見守ってね。

小雪の舞い散る寒い寒い、節分の夜の出来事でした。

************************************


節分の夜、豆まきをするたびに、暗い夜道を逃げまどう鬼の姿が浮かんでは気になっていました。
お話にしてみたら、少しすっきりしました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます


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これは、さるのジョージです。

ジョージ1

この、お決まりの言葉で始まる『ひとまねこざる』の絵本が大好きでした。
子供の頃、伯母がお誕生日やお土産に本を買ってきてくれたのですが、この絵本のシリーズは弟へのプレゼントでした。私にはもう少し読み応えの有る本を買ってくれましたが、可愛いらしい黄色い絵本が羨ましかったのを覚えています。
子供のために読んであげるという名目で、(実は自分のためですが^^;)大人買いして今は全巻手元にあります

せっかく雨の上がった昨日でしたが、病犬を抱え朝からのんびりテレビを見ていると・・・教育テレビで『おさるのジョージ』をやっていました。
わくわくしながら見てみると・・・ん?ちょっと顔が違う~・・・。絵本のイラストより人間っぽいサルになっています・・・。特に目が違っています。え~?!っと思いながらも、気がつけば最後まで見ちゃいました^^;
ジョージの好奇心いっぱいの知りたがりやの所や、優しい黄色い帽子のおじさんのキャラはそのままです。
ジョージ2

絵本ではジョージがパズルのピースを飲み込んでお腹が痛くなり、レントゲンを取るとおじさんの探していたパズルの一片が見つかるという場面があるのですが、我が家のワンコ達もレントゲンで原因がわかったら良いのにな~と無理な事を考えちゃいました。
まぁ、薬が効いたのか、良くなってきてる様なので一安心です。

ジョージ3

今日は、また雨の1日に逆戻りですね。久しぶりに絵本でも読んでみましょうか。

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泣いた赤鬼

早いもので今日は立春、そろそろお雛様を飾らなければ・・・。
昨日は、節分でしたね。コンビニやスーパーのおかげで、すっかり市民権を得た感のある恵方巻ですが、最近はお菓子やスイーツ、パンなど便乗商品が沢山出ていて面白いですね。

子供達も大きくなって、鬼のお面を見て泣いたりしてた事も今は笑い話となりました。

毎年この頃になると、必ずこの本を思い出します。

節分3

誰もが知っているであろう、ひろすけ童話の代表作の一つです。
子供の頃この本を読んで、鬼には優しい鬼もいるんだな~という事を知って、最後の青鬼さんの手紙に何度涙した事でしょう。
青鬼さんのその後が気になって、自分で物語の続きをあれこれ作ったりしたものです。

節分の夜、「鬼は外~!」と追い出されてしまった鬼達は寒い冬の夜、何処へ行くのでしょう・・・。
悪い事をしないおとなしい鬼なら、ひっそりと隅っこに住んでもいいよ・・・
なんていい年して、相変わらず空想癖が抜けていないハルルなのでした・・・^^;

節分1

節分2


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むくげとモーゼル

昨日に引き続き思い出の本シリーズです。
子供の頃、外遊びの大好きなお転婆娘(もう死語ですね^^;)ではあったのですが、本を読むのも大好きでした。家のお手伝いをしないで本ばかり読んでいたので、罰として図書館通いを禁止された事や、夜、読みかけの本の続きが読みたくて、布団の中に懐中電灯を持ち込んで隠れて読んだ事も良い思い出です。テレビゲームもビデオもない、自由な時間がたくさんあるゆったりした子供時代でした。
今は日々の暮らしに追われてなかなかゆっくり本を読む時間が取れませんが、今でも図書館や本屋さんで背表紙を見るだけでも楽しい満足感が得られます。

最近は図書館のシステムにもパソコンが導入されていて、自分で読みたい本を検索してリクエストできたり、違う図書館から送ってもらえたりと、とても便利になりましたね。

大人向けの本も勿論好きですが、絵本や児童書も好きです。最近よく、子供の頃読んだ本を読み返してみたいなと思うようになりました。私の読書量は小学校の時までが圧倒的に多いので、名作全集のようなものでさわりだけを読んで、知っているような気がしているだけの浅い知識でしかないので、少しずつ読み直してみたいと思っています。光文社からは古典新訳文庫というものも出版されているようです。

いくつか読み直したい児童書の候補の中で、ずっと気になっていた本がありました。
『むくげとモーゼル』という何ともわけのわからない不思議なタイトルが、30年以上もたつのにずっと頭の隅に残っていました。内容は全く覚えていないのですが、当時感想文を書いたら先生にとても褒められた事と、今の自分には難しいからいつか読み返してみたいと書いたことだけを覚えていました。

先日、図書館で思い立ち検索してみると、違う図書館にあるとの事で取り寄せてもらいました。

むくげとモーゼル1

30年以上ぶりのご対面です。
いったいどんな内容だったのだろう・・・と思い読んでみると、意外にも日本が朝鮮を支配していた頃の満州の話で、今の私が読んでも難しく子供にはとても難解な本のような気がします。
当時、小学生だった私は図書館でなぜこの本を手にとったのでしょう?不思議な題名と表紙の絵に引かれたのでしょうか。でも、読んでみて何か深く感じるものがあったからこそ、いつか読み返してみたいと思い、30年以上も記憶に残っていたのでしょう。
今の自分より、はるかに感受性も強く考える力もあったであろう小学生の時の自分に、出来ればその感想を聞いてみたいものです。多分、今の私よりも立派な感想を聞かせてくれるのではないでしょうか。

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プロフィール

トッシー&ハルル

Author:トッシー&ハルル
自転車の国の楽しい仲間達。
ミニベロ(ダホン・スピードP8、ビアンキ・ピサ、ブロンプトン)
クロスバイク(アンカー、コルナゴ・ウィンディー)
ロード(リーベンデール・ランブレット、トレック・マドン)
週末を中心に夫婦でのんびり走ってます。

過去記事にも、お気軽にコメントお寄せ下さい。

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