スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

悪人、告白、ちょんまげプリン・・・

先日、日本アカデミー賞の発表がありました。
主演、助演共に役者さん関係の賞は全て「悪人」が取っていたのに、作品賞、脚本、監督賞は「告白」が受賞していました。

悪人は、芥川賞受賞作との事でしたが読んだことがなかったので急いで読んでから見に行きました。
一人だったので、見た後のモヤモヤ感を話し合う事が出来ず、そのもどかしさを何とかしたくて上手く言葉に出来無いけれど、とりあえずブログに書き綴ったまま、推敲することもなく放置したままの記事です。
今、読み返してみるとちょっとしっくりこないところもあるけれど、見てすぐの感想だと思うのでそのまま載せてみます。

****************

『悪人、このやるせなさ・・・』(2010.9/22記)

去年の大河ドラマ「天地人」ですっかりお茶の間の顔となり、東京電力のCMではそのお人よしとも言える優しさを余すことなく伝えて、高感度の高い妻夫木君。そろそろ汚れ役にも挑戦して、もう一歩大人の俳優を目指したくなったのか・・・。

公開直前に深津絵里さんは外国の映画祭で主演女優賞なんてもらっちゃって、興行的には良いのでしょうが、浮足立ったその雰囲気の中見に行くのは何だかな~とは思ったのですが、せっかく原作も読んだことだしと一人で見てきました。
覚悟はしていたけど、明るさも希望もない。この何とも言いようのない、やるせなさに心が潰されそう。
でも、良い作品だと思います。どう言ったら良いのか分からないけど、見る価値のある映画だと思います。


悪人とは何なのか。
今の世の中、何が悪なのか。
罪とは・・・
愛とは・・・
見た人それぞれに思うところがあると思います。
ラストの光代を守ろうとするが故の、祐一の悲しいまでの行動。
この世の中、誰が悪人なのでしょう。
私も貴方も、誰もが悪人になりえるのではないでしょうか。


原作に比べ登場人物を絞り込んでの脚本でしたが、薄っぺらな若者を演じた岡田将生君や満島ひかりさん、被害者の父を演じた柄本明さん、バスの運転手までも誰もが自分の役をきっちりと演じていました。

深津絵里さんの好演は勿論ですが、モントリオール映画祭受賞は、脇を固める役者さん達の支えによるところも大きいのではないかと思わされます。その中でも私は特に、孫を思う祖母の気持ちを淡々と演じていた、樹木希林さんに助演女優賞を差し上げたいと思いました。その昔、「ジュリ~~~」と腰を振っていたお婆さんを演じていた頃からただものではなかったのでしょうが、やっぱり凄い女優さんだな~と痛感させられました。

映画の公開後、あの灯台のあるロケ地を訪れるのがちょっとしたブームになっているとか。
いつかまた、静かさを取り戻した灯台なら訪れてみたい。

被害者の父、柄本さんのセリフ「あんた、大切な人はおるね?」
誰もが自分にとっての大切な人を見つけてほしい。
恋人でも、家族でも、友人でも・・・。


*************************




「悪人」と「告白」、どちらも暗く重い内容という点では共通点がありますが、「告白」はいじめや殺人というものを扱っているとの事だったので、なかなか読む気にも見る気にもなれませんでした。
でも、やっぱり気になって借りてみました。

・・・・・・・・・・

う~ん、こういう事ですか。
なるほど作品賞や監督賞は、「悪人」よりも「告白」ですね。
よくぞこの内容を、あのような脚本と映像で見せてくれたものだと感心します。
原作は読んでいないのですが、読まなくても良いかなと思わせてくれる作品です。

呟くような各自の告白という形で綴られていくモノクロっぽい映像、時に不釣り合いとも思われるポップなダンスや寄せ書きを取り入れて、中学生の無邪気さを装う奥に隠された悪意をあぶり出していくその映像センスには脱帽です。

最初想像していた犯人探しは無くて、心理ミステリーとでも言えば良いのかな。
R-15指定でしたが、バトルロワイヤルのような作品とは違って重い内容なのに見て良かったと思えた作品でした。



とはいえ、借りる前は絶対暗い内容なのだからと覚悟を決めて、気分を変えられる楽しい物も見たいな~と探していたところ目にとまりました。
その名も「ちょんまげプリン」

初めて聞いた題名。何?「ちょんまげプリン」って。
いったい誰が借りるの?こんなの・・・。
全く、借りる人の顔が見てみたいよ。
でも、気になる・・・。どうしても気になる・・・。

で、借りてみました。

これが、大正解。

江戸時代のお侍(錦戸亮)がタイムスリップして現代にやってきて、シングルマザー(ともさかりえ)の所に転がり込んで可愛い男の子との奇妙な3人暮らしが始まると言うありえない設定のお話ですが、笑いあり、涙あり心ほっこりのとても良い作品でした。

子役の男の子も素朴でとっても可愛いし、お侍さんのお風呂上がりのカッパ頭は大笑い間違いなし。
あまり知られていない作品にも、まだまだこんな良い映画があるんだな~と、
皆の者、お勧めの1本でござるぞよ。



にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ ←ポチッとしていただけると、とってもうれしいです。

人気ブログランキングへ ←もしお時間があれば、こちらもお願いします。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

ん~。ちょんまげプリンが非常に興味ありますねー!
ただ意味も無くケラケラと笑っていられる方が私には合っているのだ!(笑)

妻夫木くん

妻夫木くんは、好青年より悪役をやらせた方がうまさが光る!と最初に思ったのは、『砦なき者』というドラマでした。何年も前の、テレ朝かなんかの記念ドラマですが、私もたまたまレンタルDVDで観ました。『告白』、『悪人』、なんかなあ、テンション下がりそうでまだ観てないです。『ちょんまげプリン』は劇場予告でチラリと。お金払う気がしないタイトルにいまだ…。そうですか。観てみますか。気分も変わるかなあ。
その後、体調はいかがですか。色々重なって神経が参っちゃったのかもしれません。お大事に。

>pentaさん こんにちは

私も重いものは避けがちです。
実生活が暗くて重いので(笑)

ちょんまげプリンは、男性にもご家族にも受けると思いますよ~。
突っ込み所は満載ですが、そこは目をつぶって軽~くお楽しみください^^

>ぱれっとさん こんにちは

妻夫木君の悪役ってあまり見たことがありません。
ついつい可愛いお顔に目が行きがちだけど、今回は一皮むけた感じでした。
『砦なき者』探してみよう~。

『告白』『悪人』間違いなくテンション下がりますので体調の良い時に。
でも、映画として楽しめる作品だと思いますよ。

>お金払う気がしないタイトル・・・同感でした。
なのでちょっと悩みましたがたったの250円だし、と思ったらそれ以上の価値はありましたよ。
しばし、気分変わります。

体調はイマイチです。まだまだ色々重なっておりまする~^^;
自衛能力フル活動で乗り切ります!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

砦なき者

是非、観てみてください。うちの近所の蔦○にはありました。主役は役所広司さんですが、とにかく妻夫木くんが良かった。『真実の行方』の主役リチャード・ギアをくったエドワード・ノートンのような感じ?海の向こうのアカデミーも本日発表になりましたね。腰痛が改善したら、プレミアシートで映画館に行きたいと思います。お互い早く元気になりましょう!

No title

妻夫木聡くんは、テレビのコマーシャルでの印象しかありませんね。
自分の勤めている会社と無関係ではない会社のCMにも出ているので、割と見てます。

ちょんまげプリンって、題名だけでも興味津々です。
自分は寅さんとか、軽い気持ちで笑える類いがいいですね。
あとは三丁目とかトトロとか、昔を懐かしむとか・・・

話の内容が重いものは見た後の気分も重くなってしまって敬遠してます。

>鍵コメさん こんにちは

ウフフ~、見てね~。
体調治ったら遊んでね^^

>ぱれっとさん こんにちは

全然違うけど、そういえば役所広司とリチャードギアって何か被る感じがするな~^^;

プレミアシートで映画鑑賞なんてセレブな感じで羨ましい。
英国王が楽しみです。

ホントにお互い早く健康になりましょうね(^o^)/

>nobsun3さん こんにちは

妻夫木君はナイーブな役柄がお得意かと思っていたら、どうやら可愛い顔して悪役もこなせるようです。

トッシーも懐かし系の三丁目シリーズやハッピーエンド物が大好きです。
映画は娯楽ですものね。
そんな方には今ここだけでブームになってる、大人気の「ちょんまげプリン」、是非どうぞ^^

トラックバック

http://chaochi.blog7.fc2.com/tb.php/550-06103a1e

-

管理人の承認後に表示されます

プロフィール

トッシー&ハルル

Author:トッシー&ハルル
自転車の国の楽しい仲間達。
ミニベロ(ダホン・スピードP8、ビアンキ・ピサ、ブロンプトン)
クロスバイク(アンカー、コルナゴ・ウィンディー)
ロード(リーベンデール・ランブレット、トレック・マドン)
週末を中心に夫婦でのんびり走ってます。

過去記事にも、お気軽にコメントお寄せ下さい。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。